いくつかは何の木かわからなかったのですが、わかっただけで約50種類ありました。
裸子植物は
ソテツ(蘇鉄、ソテツ科)、クロマツ(黒松、マツ科)、タギョウショウ(多行松、マツ科)、ゴヨウマツ(五葉松、マツ科)、ヒノキ(檜、ヒノキ科)、イブキ(伊吹、ヒノキ科)、イチョウ(イチョウ科)、ヒマラヤスギ(マツ科)、モミ(樅、マツ科)、イヌマキ(犬槇、マキ科)、メタセコイア(ヒノキ科)、ツガ(栂、マツ科)、アスナロ(翌檜、ヒノキ科)など
被子植物は
ユッカ(リュウゼツラン科)、シュロ(棕櫚、ヤシ科)、リュウゼツラン(竜舌蘭、キジカクシ科)、フジ(藤、マメ科)、ソメイヨシノ(染井吉野、バラ科)、八重桜(バラ科)、ヤマモモ(山桃、楊梅、ヤマモモ科)、サザンカ(山茶花、ツバキ科)、ウメ(梅、バラ科)、しだれ桜(枝垂れ桜、バラ科)、クワ(桑、クワ科)、グミ(茱萸、グミ科)、サルスベリ(百日紅、ミソハギ科)、ツツジ(躑躅、ツツジ科)、サツキ(皐月、ツツジ科)、ハゼ(櫨、ウルシ科)、アオギリ(青桐、アオギリ科)、モチノキ(黐木、モチノキ科)、ゲッケイジュ(月桂樹、クスノキ科)、クスノキ(楠、樟、クスノキ科)、ハナミズキ(花水木、ミズキ科)、シラカシ(白樫、ブナ科)、ハマヒサカキ(浜姫榊、モッコク科)、カゴシマコウバイ(鹿児島紅梅、バラ科)、トベラ(扉、トベラ科)、ヤツデ(八つ手、ウコギ科)、タブノキ(椨、クスノキ科)、シダレモミジ(枝垂れ紅葉、カエデ科)、イヌツゲ(犬黄楊、モチノキ科)、ツバキ(椿、ツバキ科)、セイヨウシャクナゲ(西洋石南花、ツツジ科)、タイザンボク(タイザンボク、モクレン科)、キンモクセイ(金木犀、モクセイ科)、スズカケノキ(鈴懸けの木、スズカケノキ科)など
本館前~プール横まででこんなにたくさんの樹木がありました。
花の咲く木も多く、臨時休業中に、これらの樹木がとっかえひっかえ、いろんな美しい花を咲かせていました。
私は理科の教員ですが、中1理科の教科書に出てくる花のほとんどを、小浜中学校の敷地内で観察でき、子供たちといっしょに観察するのを楽しみにしていましたが、それらはほとんど花の時期を終えてしまい、残念でありません。
今は校門を入ったところに西洋シャクナゲ(石南花)が大輪の花を咲かせ、まもなく咲き終えようとしています。(上の写真)
さて、これは何の実でしょう。(下の写真)
そう、桑の実です。
日本の心の歌「赤とんぼ」のうたの2番に
♪ 山の畑の、桑の実を、小籠(こかご)に、つんだは、まぼろしか。
と出てきます。
私の世代では、小学校のときに理科の学習で桑の葉をえさにして蚕を飼いました。
甘酸っぱい味の実です。食べることができることを知っている教員や生徒はほとんどいないことがわかりました。私にとっては子どもの頃から外遊びの最中のおやつの1つだったのに。
英語ではマルベリー(Mulberry) といい、ジャム・果実酒などにも利用できます。
機会があれば、小浜中の自然のすてきさを見つけてください。